就職活動体験レポート

77期 Nさんの就職活動体験レポート

目次
  • プロフィール

  • 就職活動について

  • 面接について

  • 応募書類について

  • 後輩になる方々へ

  • プロフィール

  • 年代:20代/性別:男性
    司法試験受験回数:1回

  • 就職活動について

  • ■就職活動で応募した法律事務所・企業の数

  • 法律事務所:1所
    企業:応募していない

  • ■内定を獲得した法律事務所・企業の数

  • 法律事務所:3所
    企業:応募していない

  • 面接について

  • ■法律事務所で聞かれたことを教えてください

  • 志望動機、弁護士を目指した理由、学生時代に頑張ったこと、長所・短所、キャリアビジョン(将来像について)、携わりたい案件についてなどを聞かれました。

  • ■面接官からの質問で答えづらかったこと、回答に悩んだことを教えてください

  • 東京以外の法律事務所では、「この地域で働きたいと思った理由は何か」と聞かれて回答に悩んだことがありました。
    他の法律事務所の応募状況も聞かれましたが、応募先の法律事務所に毛色が違う事務所があった場合、なぜその事務所に応募しているのかということを聞かれて回答に悩みました。興味がある分野に関して、どうしてその分野に興味があるのかという点を深く問われることがあり、答えに困る場面もありました。

  • ■面接で工夫した点を教えてください

  • 面接で回答する内容全てに根拠を持たせるようにしました。面接では、独自性を打ち出す必要がありますが、その独自性に厚みがなければ単なる放言と捉えられかねません。そうならないためにも根拠が必要です。また、その面接官との会話内容を前提に質問内容などを組み立てる努力をしました。「何か聞きたいことはありますか」という魔の質問は毎回繰り出されることになりますが、ここで公開情報に基づく質問をしても会話が続かないことは明らかです。そこで、その面接官のバックグラウンド、実際に事務所に訪問したのであれば実際に訪問して感じた疑問点などを前提にした質問をするように心がけました。

  • 応募書類について

  • ■工夫した点を教えてください

  • エントリーシートは、単に情報を羅列するのではなく、「面接官に突っ込んで欲しい情報」を各所に散りばめるという方針をとりました。こうすることによって、ある程度質問を想定することができ、答えに詰まるという状況をなくすことができるからです。
    アピールできる情報は瑣末なことでも全て書くように心がけました。個人的には大したことのない情報であると思っていても、相手が興味を示してくれることは多々ありました。

  • 後輩になる方々へ

  • ■就職活動におけるアドバイスがあればお願いします

  • 巷にはさまざまな方法論が溢れていますが、結局、就職活動は合う合わないの問題です。自分を飾って合わない法律事務所に入ってもお互いにしんどいだけなので、等身大で行くことをお勧めします。その「等身大の自分」を面接官にどれだけ知ってもらうことができるかという部分だけが重要なのだと個人的には思っています。