就職活動体験レポート
20代 Sさん 裁判官又は検察官の任官に関する就職活動レポート
- INDEX
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プロフィール
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就職活動について
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面接について
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就職先について
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後輩になる方々へ
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プロフィール
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年代:20代/性別:男性
司法試験受験回数:1回
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就職活動について
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■就職活動時の希望先を教えてください
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検察官、弁護士
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■裁判官又は検察官になろうと考えた理由を教えてください
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私は弁護士志望として修習に臨んだのですが、検察修習中に配属された班の私以外の班員が全員検察志望だったこともあって、任検を真剣に考えるようになりました。実際に検察修習で取調べを行ったり、検察官の話を聞いたりするうちに、検察官の仕事やキャリアに興味を持つようになり、最後まで検察官100%とはいきませんでしたが、志望するようになりました。
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■裁判官又は検察官の就職活動の情報はどこから得ましたか
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クラスの検察教官や同期の修習生から
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■裁判官又は検察官を目指して就職活動を始めた時期を教えて下さい
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検察修習中です。
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■裁判官又は検察官の就職活動の全体の流れを教えてください
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4月から6月頃に志望を聞かれ、6月頃の検察修習中に面接が行われる。その段階で内々定のようなものが出る。
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■任官以外で、就職活動をした方は併願された法律事務所、企業について教えてください
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法人をクライアントとする案件を中心に扱う法律事務所(企業系法律事務所)
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面接について
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■面接や面談で聞かれた質問について教えてください
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志望動機、志望度合(裁判官、検察官、弁護士の%を聞かれる)、検察修習中に力を入れたこと、検察修習中の取調について、結婚予定や転勤への抵抗度合等 について聞かれました。
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就職先について
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■最終的に内定を受諾した先について教えてください
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法人をクライアントとする案件を中心に扱う法律事務所(企業系法律事務所)
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■任官以外で就職を決めた方は、その理由を教えてください
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検察官への任官をしなかった理由としては、弁護士への魅力が捨てきれなかったことと転勤を嫌ったためです。裁判官と異なって検察官は刑事事件のみを扱うため、一度任官してしまった後に弁護士へ転職できるのだろうかと不安に感じた点もあります。また、検察は組織がかなり体育会系なうえに長時間労働が常態化しているという話もあり、懸念材料が多かったです。
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後輩になる方々へ
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■後輩になる方々へ就職活動におけるアドバイスをお願いします
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検察官への任官に関して最も重要になることは、検察官になりたいという意思をクラスの検察教官にしっかりと伝えることと、検察修習にしっかりと取り組むことです。検察官になりたいとの熱意を感じる修習生を積極的にリクルートしたがっているようでしたので、積極的に自分の情熱を伝えることが必要になると思います。なお、検察官に関しては、上記のとおり積極性が非常に重視されますので、年齢や司法試験の受験回数等の条件はほとんど重視されていない印象です。実際に私の知っている限りでも、40代や5回受験の修習生が採用されています。検察教官と積極的に連絡をとって、ぜひ検察官を目指してみてください。応援しています。
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