年代：20代／性別：男性
司法試験受験回数：1回

法人をクライアントとする案件を中心に扱う法律事務所（企業系法律事務所）

法人をクライアントとする案件を中心に扱う法律事務所（企業系法律事務所）

応募先の採用HP、インターネット、家族や周囲への相談

ノートと筆記用具です。私は時間の許す限り逆質問できるくらい質問事項を用意して行っていたため、回答をメモするのに必要でした。また自分の応募書類の記載内容についても軽くメモしておいて、面接直前に見返すのにも有用でした。部屋に通されていつ面接官が来るかわからない状況でスマートフォンを開くのは見られたときに良く思われないリスクがあるので、開いていても自然なノートに書いておくのは良かったと思います。

志望動機、弁護士を目指した理由、学生時代に頑張ったこと、これまでの成功体験・失敗体験、選択科目、ゼミについて、キャリアビジョン（将来像について）、他社選考・応募先について、携わりたい案件について聞かれました。

①ゼミで養った法律的素養、②サークルで養ったチームをマネジメントする能力、③英語塾講師のアルバイトで養った英語力の3つをアピールポイントにしていました。私は外資系企業法務事務所を志望しており、その事務所で働く人に必要な能力として、法律・チームで働く力・英語力の3つがあると考え、それぞれについて自分の持つバックグラウンドとエピソードをつけて話していました。

「これまでで一番困難だった出来事はなんですか。」という質問が答えづらく、回答に失敗しました。事前の準備から漏れてしまっていて、「司法試験受験」という他の就活生と何の差別化もできない回答をしてしまいました。

私は、①英語を日常的に使う環境、②健全な人間関係、③ブラックすぎない働き方を重視していました。それらについての話の内容はもちろん、アソシエイトとパートナーとの間の会話から関係性を推し量ったりもしていました。またこちらからの質問に対する反応にも注意していました。たとえば、働き方について質問したときに、「うちでも3〜4連休は取れるよ」というような回答であれば、3〜4連休が長い休みであると認識するような働き方の事務所である、というように考えることができます。

ある

連休明けのタイミングで夕食に誘っていただいたのですが、連休の過ごし方の話題になった際に若手の先生がずっと仕事をされていたとおっしゃっていてブラックなのかなと思ったことがありました。辞退はしませんでしたが、最後にどこの内定を受諾するかの段階になってブラックそうなことがネックとなり、その事務所は内定辞退しました。

しました。時間を割いてくれたことへの感謝を伝え、その日聞いた内容の中で印象に残った点を記載した上で、その事務所で働きたい気持ちがより強くなったことを書きました。たとえば、「私はサークルでみんなで大会に向けて努力した経験から、チームでの仕事に興味を持っています。今日、貴所が所内のチームワークを大切にしていて、個人プレーよりもチームへの貢献度を重視した報酬体系になっていることをお聞きして、まさに私が働きたい事務所であることを再認識いたしました。」というような感じです。

就職活動は、自己分析と応募先事務所の研究をしっかりした上で、説得的な志望理由や自己PRを作ってそれらについて深掘りされても対応できるように準備しておけばきっと志望した事務所から内定をもらうことができます。面談や会食は、自分の事務所に対するイメージと実態との差を認識することができる貴重な機会なので、ぜひ十分に準備して、うまく立ち振る舞ってください。