修習体験レポート

77期 Oさん 修習体験レポート~修習地選択と修習生活編(釧路)~

INDEX
  • プロフィール

  • 修習地選択について

  • 修習生活について

  • 後輩になる方々へ

  • プロフィール

  • 年代:20代 性別:男性

  • 修習地選択について

  • ■希望を出した修習地はどちらですか?

  • 旭川、釧路、盛岡、長野、熊本、鹿児島

  • ■決定した修習地はどちらですか?

  • 釧路

  • ■決定した修習地は、第何希望でしたか?

  • 第3希望

  • ■希望を出した修習地において、希望の際に理由を記載しましたか?記載した方はその内容も教えてください

  • いいえ

  • ■何を基準に修習地を選びましたか?

  • せっかく9か月だけどこかの土地での生活を体験できるチャンスであるので、出身地である東京を離れ、地方に行きたいと考えていた。大学時代の活動の関係で沢山友達が住んでおり、将来事務所を開設したいと考えている長野県を第一希望にはしたが、それが外れたらせっかくなので日本の端っこの方に行きたいと思い、上記のようにした。釧路には友達がいたので、少し高めの順位に書いた。

  • 修習生活について

  • ■修習に際して転居された方は住まい探しをするにあたって、気にしたこと・重要視したことはなんですか?

  • 生活の便利さ。

    釧路では裁判所・検察庁があるエリアと、飲み屋街がある末広町エリアの中間あたりに住むのが、生活の便を考えるとほぼ必須。

  • ■修習が始まってから購入・準備しておけばよかったと感じたものはありますか?

  • はじめはクイックルワイパーでけちけちと掃除をしていたが、部屋が埃っぽくなったので掃除機を途中で買った。もっと早く買うべきだったと思う。また、修習では沢山の書類を扱うが、それを整理するケースや棚が殆どなかったので、常に床に書類が散らばっていたのも後悔している。それらも買うべきであった。また、家庭用プリンターを途中で購入したが、修習生の自費でコピーさせられる機会もあるので、早めに買っておいて損はない。

  • ■修習が始まって、ギャップに感じたことやイメージと違ったことはありますか?

  • 弁護修習及び選択型実務修習のホームグラウンド修習の自由度が思っていた以上に高い。自分はそこまではしなかったが、事前に考えて先生方に根回しをしておけば、本庁から離れた管内の事務所に泊りがけで修習に行ったりなどの融通も簡単に効かせられると思う。里子制度などを活用して積極的にこの機会を活用するべきだと感じた。

  • ■選択型実務修習はどういった内容を選びましたか?それを選んだ理由を教えてください

  • 帯広・北見の支部修習は、支部の弁護士たちが大歓迎してくれると聞いたので選んだ。

    実際、帯広では沢山食事に連れて行っていただくことができた(北見は来週から)。
    刑事関連施設見学は、自衛隊の装甲車に乗ったり、海上保安庁の巡視船に乗ったりすることができると聞いていたので選んだ。実際それらを体験することができ、ほぼ修学旅行のような楽しさであった。
    そのほかはホームグラウンド修習で、他事務所への里子も交えつつ、自らの興味関心に合う事件の記録を読み、論点などを重点的に調べた。

  • ■修習同期の方と、就活について情報交換はしましたか?した方はその内容について教えてください

  • 自分は修習開始時に既に内定が決まっていたが、弁護修習を経て街弁護士として独立する指向が強まったので、それについて相談した。内定辞退をして即独立するかまで迷っており、就活の情報交換というよりは、もはや人生相談であった。(結局、1年は内定先で働くことにした)

  • 後輩になる方々へ

  • ■後輩になる方々へ修習におけるアドバイスをお願いします

  • 飲み会で自分の働き方、稼ぎ方、依頼者の選び方、依頼者への説明の仕方、弁護方針など、実務に関する様々な実例を聞かせてくれる弁護士先生が沢山います。彼らの話をよく聞いて比較し、自分の将来の仕事の仕方を見つける参考にすると、とても役立つのではないかと思います。