修習体験レポート
77期 Dさん 修習体験レポート~選択型実務修習と集合修習編(仙台)~
- INDEX
-
-
プロフィール
-
集合修習について
-
選択型実務修習について
-
後輩になる方々へ
-
-
-
プロフィール
-
-
-
年代:20代 性別:男性
-
-
-
■修習地と、選択型実務修習・集合修習の班を教えてください
-
-
-
●修習地:仙台
●選択型実務修習・集合修習の班:B班
-
-
-
集合修習について
-
-
-
■集合修習の内容(スケジュールなど)について教えてください
-
-
-
集合修習は序盤に集合起案があり、その講評を終えるとしばらくしてまた起案があります。
その中で模擬裁判などを行っていくこととなります。
-
-
-
■集合修習を受けた中で印象に残っている内容、経験について教えてください
-
-
-
民事の模擬裁判で裁判官役を担当したのですが、裁判官チームで争点の整理に関して合議をした経験が印象に残っています。
模擬裁判では、裁判官チームは当事者の主張を事前に想定し、最終的にどこを争点とするかを考える必要がありますが、活発に意見が交わされ大変楽しかったです。
-
-
-
選択型実務修習について
-
-
-
■選択型実務修習について、どのプログラムを選択しましたか
-
-
-
個別修習プログラム、自己開拓プログラム
-
-
-
■選択型実務修習について、プログラムの選択から実施までの全体の流れを教えてください
-
-
-
全国プログラムに関しては、7月頃から募集が始まります。自己開拓プログラムに関しては、始期は具体的にありませんが初夏頃から各自開拓先にアポイントを取り、9月までに申請を行う形となります。
個別修習に関しては8月頃に希望を提出することとなり、その後応募数に応じて抽選がなされます。
これら全ての結果が判明した10月頃、計画書を作成・提出し、12月に実施となります。
なお、以上はB班のスケジュールとなります。
-
-
-
■個別修習プログラムは、どのようなプログラムに応募しましたか。応募理由も併せて教えてください
-
-
-
修習中最も居心地がよかった刑事部で、再び修習を行いました。
変わったプログラムで言えば、科捜研での講義などを受講しました。
やはり、他ではできない経験ができるプログラムを選ぶことと、自分の興味関心に素直に従うことを意識し、体験の難しい科捜研でのプログラムを選択しました。
-
-
-
■自己開拓プログラムはどのようなプログラムを企画し、申し込みされましたか。理由も併せて教えてください
-
-
-
具体的な応募先については守秘義務の観点から回答を控えますが、ある自治体の部局に応募しました。
理由は、自身の興味関心のある法分野を取り扱っていたためです、
-
-
-
■実際に受けたプログラムの内容と、受けた感想について教えてください
-
-
-
科捜研では、講義とともに指紋採取や足跡採取の体験をさせていただきました。
また、科捜研の施設見学もさせていただきましたが、そこでは、ポリグラフの簡単な実演や、顔画像認識の再現、微量な化学物質を分析できる装置の見学などをさせていただき、より証拠に関する理解が深まりました。
また、研究員の方が法曹三者に対してどのような思いを有しているのかにも触れ、貴重な経験ができました。
-
-
-
後輩になる方々へ
-
-
-
■後輩になる方々へ修習におけるアドバイスをお願いします
-
-
-
選択型修習では、他ではできない貴重な経験ができます。
役立つ、役立たないよりも、自身の興味関心に従い、積極的に応募しましょう。
なお、個人的には、自身の進路とは被らない分野の経験をすることが、意外と重要であると考えています。
-